http://japan.hani.co.kr/arti/culture/35174.html 登録:2019-12-08 20:06 修正:2019-12-11 06:56 『嫌韓の系譜』 ノ・ユンソン著/クルハンアリ・1万5000ウォン 「韓国なんて要らない」「文在寅よ、お主こそ汚染水」「韓国の反日感情は日本をうらやむ劣等感から始まった」「厄介な隣人にサヨウナラ」「韓国人の10人に1人は治療が必要なほど怒りを抑制できない」 日本のインターネットで見られる匿名のコメントではない。日本のメディアが書いた記事のタイトルと報道内容である。ベストセラーとして書店で多く売れている本のタイトルを眺めてみても事情は似ている。『韓国という病』『文在寅という災厄』『韓国人に生まれなくてよかった』『「妄想大国」韓国を嗤う』『どの面下げての韓国人』『笑えるほどたちが悪い韓国の話』『マンガ嫌韓流』など。なかでも『文在寅という災厄』『韓国人に生まれなくてよかった』はなんと元駐韓日本大使が書いた本で、『マンガ嫌韓流』は100万部が売れ、親日史観の『反日種族主義』日本語版はアマゾンジャパンで総合ベストセラー1位を記録した。『菊次郎の夏』『花火』 などの映画で有名な北野武監督は、地上波の番組に出演して韓国の政治家の顔写真について、「あの冬瓜のような頭、どうかできないのか。煮込んだらおいしそうだ」と言った。日本軍「慰安婦」の銅像に対しては「胸が垂れている」という言葉がためらいなく吐き出された。右翼のデモ隊は路頭で「南京大虐殺ではなく、鶴橋(日本国内のコリアタウン)大虐殺を実行しますよ」「韓国人女性をレイプしてもいい」「良い韓国人も悪い韓国人もみな殺せ」と叫ぶ。 『嫌韓の系譜』は、日本がメディアと文化を武器に日常の心臓部で再生産している「嫌韓」の実体を事細かに暴く。最近の嫌韓現象には過去の様相とは大きく異なるいくつかの点がある。一つ目には、マスメディアが前面に出たという点である。以前はインターネットで娯楽程度に消費された嫌韓を公的メディアが積極的に生産している。地上波の朝番組で嫌韓放送が野良の火のように広まり、新聞と雑誌が「韓国特集」を見境なく繰り広げている。その理由は嫌韓がお金になるからである。嫌韓さえ取り上げれば視聴率が急騰し、10万部も売れなかった三流新聞が全国区メディアに浮上する。まさ...